ついにこのBlogも終わりが近づいて参りました。つまり当日まで残すとことあと3日。深夜更新というちょっと反則的な感じではありますが、基本的に「毎日更新」を掲げて頑張ってきましたが、果たして効果はあったのでしょうか？僕の想い、届いているのかな？

以前のBlogでも書いたかもしれませんが、今回の開催をもってEUREKA!はめでたく1周年を迎えることができました。

今年から”Quality House music is never betray”というスローガンを掲げ、質の高いHouse Musicそしてその音楽を届ける為の最高の空間を常に追求してやってきました。

思えばレジデントの皆とは何度衝突を重ねた事か。。。その分僕も多分みんなもアーティストとしてそして人間として少しずつ成長を重ねていけたと思います。

それぞれが1年前には考えられなかった成長、そして現在のクラブシーンにチームとしても個人としても着実にメッセージを発信できていること、これは自負します。

だって、それだけ頑張ってきたもんね。素直にみんなを褒めたいよ。いままで頑張って来て本当にありがとう。それもこれもみんな音楽が好きだから、Partyを通して最高のHouse Musicを届けることに、これ以上にない感情があるからだと、回を重ねるごとに思っているのです。

ですが、僕たちはまだまだ若く、未熟であり、僕たちの旅もまだ始まったばかりというのを忘れては行けません。

自信と強い気持ちを持ちながらも、常に自分にうぬぼれることなく自分のできる最大限のパワーを発揮し続けることが非常に重要だと思います。現状維持は衰退でしか無く、僕たちは常に成長を意識しながら前に進んでいければ、、、とまぁ難しいことはもうこの辺にしましょう。

2013年はHouse Musicにとって試練の年かもしれません、WAREHOUSEやLoopそしてelevenと、数々のHouse DJ達を素敵な舞台へと立たせてくれたクラブの相次ぐ閉店。

Houseの神様はなんて意地悪なんだ！！！！！！

と思った事は正直めっちゃあります。。。笑ですが、僕らは強い気持ちを持ってそれを乗り越える必要がある。自分の未来に期待して前に進まなくては行けません。

それが、今回のEUREKA!に込められた僕のメッセージです。

貧困や差別を乗り越えて、自由を獲得した南アフリカの人たちが、自由と権利を歌ったHouse Musicを鳴らし始め、そこで生まれた新世代のアーティストこそが「Jullian Gomes」という存在なのかもしれません。

少なくとも、僕はそう思ってブッキングしました。

彼のインタヴューや楽曲から伝わるポジティブなエナジーを今の日本のシーンにドロップする必要がある。そして彼と同じ世代である僕らが、同じく世界を相手にチャレンジしていかなければならないのです。

レジデント陣にはうるさいくらい言っていますが、僕は、

「世界に通用するPartyや音楽をやりたい」

のです。だから今、自分たちができる最高を出したい。

勘違いしないで欲しい、これはEUREKA!に限らずでありたいし、今シーンにいるDJ/プロデューサー全てが「世界」を見つめ世界中のアーティストやクラブを相手に、自分の最高のパフォーマンスをして欲しい。

近い将来、僕は世界に出るし、僕と一緒にPartyを作る全員が世界にでると思います。というか出ます。間違いなく。

Jullian GomesはRAのインタビューの中でこんな事を言っています。

「音楽はいつも生活のなかにある。俺らの人生を物語っているんだ。心の傷をいやしてくれたりね。そうやってみんなこの音楽を聴いて育ってきたからこそ、ハウスミュージックは南アフリカでここまで大きな現象になったんだと思うよ。」

「一つの国として、俺たちは頭を上げて未来を見ていかなければならない。ポジティブにいこうぜ、何かを作り上げていくんだ」

日本のシーンがダメだなんて誰がいったんだ？俺たちも何かを作り上げていこうじゃないか。自分自身に信念を持って、それを貫いていこうよ。だって、良い音楽は絶対に僕たちを裏切る事はないんだから。

今週金曜日、待ったナシ。アフリカのライジングスターに真っ向勝負で挑みます。